 |
このコーナーでは、院長とスタッフによる歯や口に関するコラムを紹介します。
今後も随時増やしていくのでお楽しみに! |
| |
| 愛犬 『なな』 |
by 早紀 2009/10/13
|
梅雨のじめじめとした日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
憂鬱な天候の中、私のエネルギー源で、癒してくれる存在、それは、1才8ヶ月の娘(愛犬)ペキニーズ犬の『なな』です。
私は元々、動物や生き物が得意ではなかったのですが、妹と一緒に行ったペットショップでの出会いが、私を大きく変えたのです。
私自身が、動物が得意ではないという事、飼うにあたっての責任に自信が無かったというのもありましたが、そのような悩みよりも一緒に居たいという気持ちが大きくなり、飼うことにしました。
初めは、生き物を飼ったことがなかったので、色々なことが、手探りのような感じでしたが、学ぶことや成長させてもらうことの方が多く、純粋無垢な性格に癒されている日々です。
愛情を持って接することの大切さは、仕事でも共通することがあると実感しています。
最近では、病院や介護施設で動物と触れ合うことで、病気や事故による不安や諦めに対して、精神的なケアを行うセラピードッグという治療法もあるそうです。精神的なケアとは、治療に大きくかかわり、私も身近に感じています。
自分を成長させてくれたこと、笑顔の数が増えたこと愛犬との出会いに感謝しています!
早紀
|
|
|
|
| ドライマウス(口腔乾燥症)について |
|
通常、健康な人で一日1〜1.5リットルの唾液が分泌されていますが、その唾液が不足するドライマウスが最近急増しています。ここで唾液の役割について説明しましょう。
1. 消化作用 唾液の酵素でデンプンをマルトースに分解する。
2. 溶解作用 味物質を溶解して味覚を促進させる。
3. 洗浄作用 食べ物のカスを洗い流す。
4. 円滑作用 発音や会話をスムーズにする。
5. 抗菌作用 抗菌作用を持つ物質で病原微生物に抵抗する。
6. 緩衝作用 phを一定に保ち細菌の繁殖を抑える。
7. 保護作用 歯の表面に皮膜を作り虫歯を防ぐ。
というように、唾液は多くの重要な役割を果たしているのです。その唾液が不足するとどうなるのでしょうか?常に口の中が乾燥していると虫歯・歯周病になりやすかったり、舌の痛み、口臭の原因、物がうまく飲み込めない、口が乾いて話しにくい等、さまざまな症状を引き起こす原因になります。
では、ドライマウスの原因は何でしょうか?
加齢とともに唾液の分泌は少なくなるとも言われますが、薬の副作用・糖尿病や腎不全などの全身疾患・ストレス・喫煙・シェーグレン症候群など複合的な事が考えられます。薬の副作用、全身疾患、シェーグレン症候についてはまだわからないことも、多いようです。
それではストレスに関してはどうでしょう。ストレスをかけると、リラックス時に比べて唾液の分泌が約3割減少するといわれています。なぜ唾液が減ったのでしょうか?緊張すると、リラックス時とは違う物質が神経か出てきて、唾液を作る細胞にくっつきます。この物質はリラックスした時に出る物質に比べ、唾液を作る細胞のなかに水分を取り込む働きが小さい為、作られる唾液は、少なくネバネバしたものになるのです。
一時的なストレスなら問題ありませんが、ストレスが長期にわたって続くと、自律神経が失調し唾液の分泌が抑えられてしまうのです。
ストレスとは厄介な現代病ですが(いろんな病気の危険因子)ストレスとうまく付き合いリラックスするには、『笑い』を生活の中に取り入れる事で、確実に免疫力のアップにつながるようです。最近のお笑いブームも健康維持に役立っているかもしれませんね・・・・?
あと食生活でも気を付けなければいけない事があります。
軟らかいものばかり食べていると、よく噛む事をしなくなるので、口の周りの筋力が衰え唾液の分泌が減少する原因にもなるのです。という事は、お口の健康が重要な鍵を握っているのです。
あなたも、もういちどお口の健康を確認しては、いかがですか! |
|
|
|
| 歯周病あなたは大丈夫ですか? |
by 佐々木(副院長)
2003/5/11 |
失って初めてその大切さが分かると言うことが有りますが、歯もその一つだと思います。
もし歯を失うと見た目だけでなく食事や発音が困難になるなど、生活全体に悪影響を与えてしまいます。人が歯を失う原因には大きく分けて虫歯と歯周病の二つがありますが、今回は歯周病についてのお話です。
歯周病と聞いてみなさんはどんな事を想像しますか?真っ先に想像するのは「歯グキから血が出る」「歯がグラグラする」などでしょうか。歯周病の主な原因はお口の中の細菌の塊であるプラークです。このプラーク1mg中には約400種類・1億個以上の細菌が存在し歯肉に炎症を起こさせる毒素を出します。歯肉の炎症が慢性的に続くことで歯を支える骨が溶ける病気が歯周病です。またこれに加えて喫煙や糖尿病・ストレスなどの因子が病気の進行を加速させると言われています。
8020(ハチマルニイマル)運動と言って80歳で20本以上の歯を残そうと言う運動があります。20本以上の歯が残っていれば高齢でもよく噛んで食事がとれるため、このような目標をかかげているのです。しかし、実際には40代あたりから急速に歯を失いはじめ、日本人の平均で5〜60代では22本、70代では12本、 80代にもなるとわずか8本しか自分の歯が残っていないのが現状のようです。周病は虫歯と違ってほとんど痛み無く進行するため、実際に歯がグラグラになるまで自分が歯周病にかかっていることを自覚するのは難しいようです。そして自然と歯が抜けるくらい進行してしまった時にはすでに手遅れになっています。そのような状態になるまでにはかなりの年月がかかるため自分だけは大丈夫だと錯覚してしまうのでしょう。
「歯グキが赤く腫れる」「膿が出る」「歯磨きのときに出血する」「朝起きた時に口の中が粘つく」「歯がグラグラする」「昔と比べて歯が伸びた気がする」「口臭があると言われた」など思い当たる人は注意が必要です。歯周病で歯を失わないためには早期発見・早期治療が最も効果的です。また歯周病は自然に治ることはありません。定期的に歯科医院に行き、正しい歯ブラシが行われているかのチエックや歯石の除去を行って貰うと良いでしょう。これからは悪くなった所を治療するのではなく、悪くならないように予防管理して行く時代です。「自分の歯で健康で快適な老後をおくる」そんな願いを実現するためにも、もっと自分の歯に関心を持ち定期的に管理して貰えるかかりつけの歯科医院を作りましょう。 |
|
| |
| タバコと歯周病の意外な関係 |
2002/4/30 |
ご存知ですか?タバコがお口の健康にもよくないって事。
タバコの煙には数千もの化学物質が含まれていて、そのうちニコチンや発癌性物質などの有害物質は200とも300とも言われます。
喫煙者は、お口が臭い・ヤニがついて汚い・だけではなく、歯周病(歯槽膿漏)にかかりやすく、ひどくなりやすく、更に治療しても治りにくいことが解っています。
ある統計データによると、歯周病にかかる危険は1日10本以上喫煙すると5.4倍に、10年以上吸っていると4.3倍に上昇し、また重症化しやすくなります。
タバコを吸っていると歯肉の腫れや出血が見た目上抑えられ、患者さん自身が歯周病に気づきにくくもなります。
実際に治療を始めても歯肉の治りは悪く(もちろん何もしないでいるよりは改善しますけれど)、手術を行ったとしても効果の現われ方が非喫煙者よりも低いのです。しかも、治療後経過を追っていくと、喫煙者の歯肉は再び悪くなっていく傾向にあります。どうしてこういう事が起こるのでしょうか?
タバコの煙に含まれる「一酸化炭素」は組織への酸素供給を妨げますし、「ニコチン」は一種の神経毒で、血管を縮ませるので、体が酸欠・栄養不足状態になります。
ニコチンは体を守る免疫の機能も狂わせますので、病気に対する抵抗力が落ちたりアレルギーが出やすくなります。
更に傷を治そうと組織を作ってくれる細胞(線維芽細胞といいます)の働きまで抑えてしまうので、手術後も治りにくくなります。
また、「ヤニ」という形で歯の表面に残っているので、歯がざらざらしてばい菌が張り付きやすくなるのはもちろん、いつまでもお口の中や歯肉にニコチンが染み出しつづけることになるのです。
でも、安心して下さい。禁煙することで、この危険性が下がっていくことも、研究の結果解っています。「歯周病にかかりやすさ」は4割も減ります。手術後の治療経過も禁煙者は非喫煙者とほとんど差が無くなります。
ちなみに他の病気でも、肺癌にかかる危険は喫煙者では非喫煙者の4.5倍ですけれど、禁煙すると4年で2.0、5年で1.6、10年で1.4倍と着実に落ち着いてきます。 |
|
| |
| 腰痛について |
by 森本
2002/1/14 |
腰痛は「現代病」の一つともいわれています。
慢性的な運動不足に陥っている今、筋力の低下、体力の低下、柔軟性の不足によって靭帯や骨に負担をかけています。
腰痛の主な原因として普段の姿勢の悪さ、脊椎の異常、内臓疾患、心理的問題などがありますが、がん院は様々であり痛みの種類も複雑です。自己判断はかえって状態を悪化させてしまうことがあります。まずは医師の診断をしっかり受けてください。
《腰痛をやわらげるPoint》
☆お腹を突き出したり、腰をそったような姿勢はしないほうがいい
腹筋と背筋のバランスがとれているとこういう状態はおきにくい
☆ハイヒールのような高い靴を長時間はかないほうがいい
☆長時間同じ姿勢をとらないほうがいい
・長時間立っている時は(料理などするとき)高さ15〜20cmぐらいの台の上に片足ずつのせるようにすると腰にかかる負担が少なくなる
・座るときは比較的堅いシートと背もたれ、高さは膝と腰をそれぞれ90℃ に曲げたとき足の裏が床にしっかりつくのが理想
・眠っているときはなるべく横向きで膝をまげた姿勢か、あお向けでも膝が曲がらないように膝の下に毛布や枕を置いた姿勢
・車を運転するときは座席をなるべく前の方に進め、膝の位置が脚のつけねの位置よりも少し高くなるようにする(何時間かおきに休憩し外で軽くストレッチを行なうのも良い)
・重いものを持ち上げるときは膝を曲げてしっかりとしゃがみこみ物をなるべく自分の体の方に引き寄せて腰部をしっかりと固定したまま脚の力で持ち上げる
筋肉を鍛えることは大切です。が急な運動はかえって腰を痛めることになります。できるだけ毎日正しい姿勢で(意識して)無理なく歩くぐらいの軽い運動を続けることが大切です。 |
|
| |
| お口のいろいろな役割について |
by 林 松江
2001/5/1 |
歯や舌や唇を含めた人間の口は、他の臓器や器官に比べて多くの役割を持っています。
まず第一の役割は食物を摂取し、かみ砕き飲み物などを飲み下す消化器官です。食物を食べるには、顎や舌などの連動が必要です。人間の口の運動は、お母さんのお腹の仲にいる胎生13週のころから唇や舌の運動が始まり、体内で羊水を飲み込むようになります。30週ころには唇で吸う運動がさらにつよくなってきます。このように母親の胎内にいるときから咀嚼や嚥下運動は始まり、赤ん坊は生まれるとすぐに口を開けて泣き、乳房にふれると吸い付き、お乳を飲み込むことができるのです。
第二の役割は発生です。
日常の会話に使われる声は、肺から出される空気が声帯を振動させることにより発生し、母音・子音の音色は舌・歯・唇・顎などによって口の「共鳴膣」の形を変化させることで、目的とする音を作り出します。
第三の役割は味覚です。
食物の味に感受する味覚器官である舌は、胎生14週ごろには体内の羊水中のブドウ糖や塩類などの刺激に対し、味を感じる感覚器官である味薔と呼ばれる感覚細胞が反応をしめすようになります。特に甘味は、新生児のころから強く感じます。
このように口は胎児の頃からいろいろな役割をもった多目的器官としての機能を持っています。 |
|
| |
| 虫歯予防について |
by 副院長 榛澤
2000/7/1 |
6/4から6/10の1週間は、口腔衛生週間でした。各地で虫歯予防などのイベントが開かれたことと思います。 現在の歯科医療は、治療よりも予防が優先される時代になってきている。
そこで今回は、虫歯予防について!!
虫歯になるには、3つの要因が重なることが必要である。[歯・菌・糖(食事)]
また、3つの要因が重なる持続時間も要因の1つになります。
虫歯予防には、この要因に対して予防策を考えればよいことになります。
歯に対しては、歯質の強化のためフッ化物応用シーラント(虫歯になりやすい歯の溝を埋める処置)。
虫歯菌に対しては、ブラッシング、フロス、歯間ブラシなどによるプラークコントロール(歯垢除去)。フッ素入り歯磨剤、洗口剤の併用も予防効果を高めます。
糖(食事)に対しては、虫歯予防を徹底するためには、食事やおやつに注意が必要です。 糖の摂取量については、量、頻度を考えることです。
新しい虫歯予防として、唾液や歯垢を使った検査によりカリエスリスクを科学的に判定し、その人に対応した予防手段をとっていくことも今後とり入れられていくでしょう。
いずれにしてもその人の年齢、生活習慣、お口の中の状態により、その人個々の予防方法があることと思います。 |
|
| |
| 最近の歯周病の考え方について |
2000/3/1 |
ニューヨークタイムズ誌上に{Floss or Die}というセンセーショナルな記事が掲載されるなど、歯周病が全身疾患の危険因子であることが、アメリカを中心とした多くの研究により、科学的に明らかになってきました。
また、歯周病と糖尿病や喫煙、肥満との関係も明らかになっており、その診断や治療についても、歯周局所から全身とのかかわりに視点が置かれるようになりました。
歯周病に対処するにあたり、以前のように −問題を見つけて治す−時代を離れ、−予防・健康維持・健康増進−患者さんを管理してメインテナンスをおこなっていく時代に入りつつあるように思われます。
当医院でも、患者さんのお口の健康をとおして、全身の健康が維持できるように、日々の診療を続けていきたいと思っています。 |
|
|
このページのトップへ |
みなさんのご意見・ご感想・ご質問などをお待ちしております。
宛先は chinju@pop17.odn.ne.jp
まで |